この記事では、SimScaleのカスタムマテリアルに関する機能について説明します。さらに、カスタムマテリアルの設定方法についても説明します。
ここでは、カスタムマテリアルに関するよくある質問に簡単にお答えします:
- 「Materialに自分が使いたい材料がない場合、どうすればよいですか?」- 「独自の材料データをMy Materials で作成してください!」
- 「新しい材料を手動でライブラリに追加できますか?」- 「できます。」
- 「物性値をコンピュータからSimScaleにアップロードできますか?」- 「できません。物性値は手動で入力する必要があります。」
デフォルトのMaterialライブラリ
SimScaleには、Steel (鉄)、Aluminium (アルミニウム)、Air (空気)、Water (水)など、一般的に使用される材料がデフォルトで用意されています:
デフォルトのMaterialには固体と流体の両方が含まれ、選択した解析タイプ(構造、流体力学、伝熱など)に応じて特定の物性値が表示されます。SimScaleで可能な解析タイプについては、こちらをご覧下さい。
物性値のカスタマイズ
デフォルトライブラリにないシミュレーション用の材料モデルを定義するには、ライブラリから既存の材料を選択し、その物性値(および材料名)を以下のように変更します:
図2の例として、デフォルトのMaterialリストからAluminium (アルミニウム)を選び、そのプロパティをStainless Steel 316 variantに変更します。完了したら右上のチェックマークをクリックし、保存します。流体も同様です。
| Conductivity (伝導率)のタイプ |
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SimScaleの導 電率タイプの 設定は、シミュレーションツリーの固体 材料 タブにあります。3つのオプションがあります:
Orthotropic (異方性)とCross-plane orthotropic (面における異方性)の 設定方法はこちらをご覧ください。 |
My Materials
カスタムしたMaterialを複数のシミュレーションで使用する場合、何度も物性値を入力するのではなく、My Materialsに保存して繰り返し使用することができます。My Materialsに保存された材料モデルは、すべてのシミュレーションプロジェクトで使用できます。
My Materialsに材料データを作成するには、以下の手順に従ってください:
- シミュレーションツリーのMaterialの横にある+ボタンをクリックしてライブラリを開き、1つの材料データを選択します。(データを上書きするため、作成したい材料データに近いか否かは問いません。)
- 一番下のコピーアイコンをクリックします。新しい材料データとして、 My Materialsに追加されます。
これで新しい材料データをカスタマイズすることができます:
- 材料データ(上図ではCarbon Steel @200℃)を選択します
- Editボタンをクリックします。
材料の編集可能なすべての物性値が表示されます:
- 新しい材料データの名前と物性値を入力します、
- 終了したら Save をクリックします。
マテリアルの作成と設定が完了したら、デフォルトのマテリアルと同じように、マテリアルを選択してシミュレーションに含め、モデルに割り当てることができます。
| 注意 |
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一般的に、物性値はメーカーから提供されるか、アプリケーションに応じた研究ジャーナルから参照されます。 信頼性の高いシミュレーションと正確な結果を得るためには、割り当てた材料特性の精度を常に確認してください。 SimScaleのMaterialに関する詳細はこちらをご覧ください。 |