概要
Solid body motions (移動体モデル)を用いると、シミュレーション領域全体が剛体移動する状態を計算するよう設定できます。
この機能は現在、以下の解析タイプで利用できます。
- Incompressible (非圧縮)
- Time dependency (時間依存性)をTransient (非定常)に設定した場合のみ
- Multiphase (混相流)
利用するための準備
Solid body motions (移動体モデル)は、モーションが領域全体に適用されるため、特別なメッシュの準備は必要ありません。つまり、ユーザーはCADモデルの特定の部分を割り当てる必要もありません。ただし、所定のモーションを正確に解決できるように、メッシュの品質を高くすることが重要です。
Solid body motions (移動体モデル)の設定
シミュレーションツリーで、Advanced Conceptsに移動し、Solid body motions (移動体モデル)を追加します。いくつかのモーションタイプがサポートされています:
- Linear motion (直線運動):
このタイプは、Velocity (速度)を指定することによって、領域に直線運動を割り当てます。 - Oscillating rotating motion (振動回転運動):
このタイプは回転中心を中心に振動運動を可能にします。ユーザーはPoint on axis (軸上の点)、Amplitude (振幅)のベクトル、Rotational velocity (角速度)を指定する必要があります。 - Oscillating linear motion (振動直線運動):
Amplitude (振幅)のベクトルとRotational velocity (角速度)を使って振動直線運動を定義します。この運動は、このビデオのように波線を描画するような動きを指します。 - Rotating motion (回転運動):
領域の回転運動をモデル化するのに役立ちます。これは2つの方法で定義できます:- Angular rotation (角度回転):
ユーザーはRotation axis (回転軸)、Point on axis (軸上の点)、Rotational velocity (角速度)を指定する必要があります。このタイプは時間依存の角速度変化もサポートします。 - Vector rotation (ベクトル回転):
ユーザーはPoint on axis (軸上の点)とRotational velocity (角速度)の各成分を指定します。
- Angular rotation (角度回転):
- Ship design analysis (SDA) (船舶設計解析):
このタイプは、3自由度の動き (ロール、ヒーブ、スウェイ)のパラメータを指定することで、浮遊体の動きを模倣します。
参考文献