図1: Model の設定パネル
Geometric behavior
Geometric behavior ではジオメトリの変形挙動を Linear (線形) と Nonlinear (非線形) どちらで扱うか設定できます。対応する解析タイプにて、グローバル設定で Nonlinear を有効にした場合のみ設定できます。
- Linear (線形)
- 解析が進展しても固体部品のジオメトリは更新されません。したがって、荷重や変位は初期のジオメトリに従って扱われます。解析で生じる変形量・回転が十分に小さい場合(金属の弾性変形など)は線形を使用します。
- Nonlinear (非線形)
- 大変形・大回転が生じる場合に使用します。各ステップごとに変形に伴ってモデルを更新して解くことによって、精度の高い結果が得られます。
以下の解析タイプでのみ設定します。
- Static (Nonlinearを有効にして非線形解析を行う場合)
- Dynamic
- Thermomechanical (Transient として非線形過渡解析を行う場合)
Gravity
構造解析においては、重力加速度の大きさと方向を別々に指定します。また、重力の値はテーブル形式あるいは関数形式で時間によって変化する値としても設定できます。重力の向きは、方向ベクトルのx, y, z成分を指定します。
可能であれば、重力の向きがグロバール座標系のx, y, z軸のいずれかと一致するようにCADモデルを用意すると設定を簡便に済ませることができます。もしも、重力の向きとグローバル座標系の座標軸が一致していない場合、次のように設定できます。
以下の例では、重力の向きはY軸から30°傾いた向きとなっています。
図2: 重力ベクトルが解析モデルのグローバル座標軸と一致していない例
この場合、三角関数を利用して以下のように重力の方向ベクトルを求められます。