概要
Volume load (体積力荷重) 境界条件では、単位体積当たりの分布荷重がボディ(またはボディのセット)に適用されます。これは、自重、慣性効果、遠心力、電磁荷重、およびボディの体積(または質量)に比例するあらゆる荷重などのボディ荷重をモデル化するのに便利です。
以下の解析タイプでご利用いただけます。
設定項目
Volume load の設定パネルを示します。
境界条件の設定項目は以下の通りです。
- Load (荷重): モデルのグローバル座標系方向で表現された適用荷重の成分\( (t_x, t_y, t_z) \) をそれぞれ入力します。圧力の単位であることに気を付けてください。
- Assignment (割り当て): 荷重が適用されるボリュームを選択します。
力の大きさと方向
荷重ベクトルは以下のようにX, Y, Z成分によって定義されます。
$$ \vec{t} = (t_x, t_y, t_z) $$
各成分は、体積単位(\(m^3\),\(cubic in.\), etc)あたりの力の単位(\(N\),\(lb.\), etc)を持っています。割り当てたボリューム全体にかかる力の総ベクトルは、総体積に依存します。
$$ \vec{F} = \int \vec{t} dV $$
変動荷重・分布荷重
荷重の値を時間あるいは空間で変化するものとして、 数式 または 表入力を使用して指定することができます。使用できる方法は以下の通りです:
- 時間依存: 変数を t とすることで非線形静解析または動解析において、圧力が時間に対して変化するように設定できます。これは、例えば、非線形シミュレーションで荷重をゼロから増加させ、急激な荷重印加が数値的な発散につながる場合や、動的シミュレーションで自然に時間変化する荷重を指定する場合に便利です。
- 座標依存性: 変数 X、Y、Z とすることで、表面荷重が空間内の位置に対して変化するように設定できます。分布荷重の場合に便利です。
| 注 |
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現状、構造解析ソルバーでは表入力では2つまでしか変数を用いることはできません。 もしも、X, Y, Zを変数として三次元分布を入力されたい場合、さらには時間tまで変数として時間と空間の変数としたい場合は、数式での入力をお使いください。 |
関連ドキュメント
- 検証ケース: 体積荷重を受ける無限円柱 (英語)
最終更新日2022年10月14日